生きることは面倒くさい。面倒くさくなるのは、人らしく生きる教育を受けてきて、その自己洗脳というしがらみで「自分を拘束していること」が理由なのかもしれません。楽しい生活かどうかは、物事や精神的に何にも拘束されず、好きなことができる時間を持っていることだと思います。わたしの場合、人であることをめんどいと思いますが、死ぬのは苦しそうだし、変わっていく未来が見たくて生きたいと思っています。楽しく生きていける最も簡単な方法は「本当はストレスになっていることに気づき解放すること」です。あなたの解決策になれば幸いです。
家は汚くたってかまいません。
例えば、あなたが夫婦2人暮らしだとします。夫(妻)は、共用のリビングに服を脱いだままにするタイプで、靴下が床に3足転がっているとします。いらいらしますか?それとも、いつものことだなと見て見ぬふりして放置しますか?それとも、優しい気持ちで洗濯機置き場にもっていってあげますか?
一週間は7日。週休二日制。一日は一律24時間。
起床して準備に1時間。片道通勤時間を1時間。休憩時間込みの就業時間が9時間とすると、仕事の実質拘束時間は残業なしで12時間。睡眠時間が7時間とすると、これだけで19時間使われます。
自分が本当にしたいことではない時間に使った後の、残りはなんとたったの5/24時間。
自分時間は一日のたったの20%程度。とっても貴重な時間ということです。
普通に会社員をしている人なら、5時間は多いほうではないでしょうか。
仮にあなたも5時間とれるとして、何に使いますか?
一般的な「人らしい生き方」をしている人なら、
- A:自炊タイプは、片付けまで含んで夕食に2時間。
スーパー等によって、仕事で疲れた後の頭を使って、めんどくさい買い物をする。帰ってメニュー考えて作って食べて片付け完了。
- B:外食 or デリバリー or テイクアウトタイプは1時間
お店考えて、入店して、注文して食べて帰る。
A・Bともに:就寝用意には1時間
風呂に入って髪を乾かし、歯ブラシやスキンケア等
- タイプAは3時間要するので残2時間。
- タイプBだと2時間なので残3時間。
タイプA・Bともに、本当の空白時間は一日の10%以下ということです。
仮に朝ごはんを作って食べる人や、お弁当を作る人だと1時間減る計算になりますね。
しかもこれは、5時間とれるまれなタイプのケースです。
人らしい、植え付けてしまった考え方に従うと、この貴重な時間はどんどん少なくなります。
夫(妻)がぬいだままにある靴下や、衣類等に文句や不満を感じると、ストレスにもなります。
いわゆる一般的な
- 掃除をしなければ。
- 片付けなければ。
- 子供に教えるために模範として自分もちゃんとしなければ。
- こんな汚いところに住んでるなんてはずかしい(という、自分だけが気にしている世間体)。
- (自分だけが重んじている)世間体から、不満やけんかをする(同居人にも迷惑な)時間。
- だらしない人間は嫌(という、自分の価値基準)。
- 清潔にしておかなけば病気になるかも、という自分に与えているだけの不安要素。
- 朝ごはんを作って食べていかなければ。
- 健康と節約のためにお弁当をつくらなければ。
- 夕ご飯をたべなけば。
- 毎日、お風呂に入らなければ。
などなど。
夫(妻他、同居人)は片付けない人であれば、その変えることは難しい他人の価値観と戦う時間から、いい意味であきらめて、勇気をもって、自分のしたいことへの時間へシフトしてみる。
家が片付いていない、だらしない生活をしていては社会的ダメ人間と思われてるかも。なんて想像は必要もありません。おそらく一緒に生活している人以外、誰も知らないです。かりに知ったとしても忘れてくれます。自分のしたいことへの時間シフトをしても、これまであてにされていた家族(同居人)以外に、誰にも迷惑もかかりません。そして、同居人はそれぞれ、異なる考え、価値観があり、認め合うことが最善だと思います。人と絶っての生活はなかなか難しい人間である以上、他人の価値観を知って認められることは、社会生活でも楽に生きる知恵にもなると思います。
自分の中の、やらなければという思い込みと、社会生活から植え付けた、「あたりまえ」は自己洗脳であることに気づき解放できれば、1秒も要することないほど、簡単に、楽で、楽しく、満ちた生活に変えることができます。解き放つのは自分自身なので、最も簡単です。
残る問題(同居人の評価)の解決法
ただし、これまでの真面目で優しく、立派なあなたが変わることに、家族や同居人からの驚きや、嫌悪が出る可能性は多大にあります。ただし残りの長い人生を、変わらぬ面倒くさい人生から、自分を楽に幸せにしてあげるためです。夫に、妻に、子供に、彼氏に、彼女に、親に、などなど、私たちが大事にしたい、一緒に生活している人からの評価です。嫌われることはこわいと思います。
ですが、大事にしてあげるのは、自分が一番ではないでしょうか。評価が下がるという恐れも、ただの杞憂や思い過ごしで、月日は過ぎていくかもしれません。
一瞬で変われる環境の人ばかりではなく、いままで築きあげた期間と同年月くらい、かかってしまう人もいるかもしれません。ですが、自分を許せる範囲ですこしずつ、楽になってほしいと思います。
結論(自分を呪縛から解けばいい)
健康な生活を送ることが大事だという考えから、規則と規律をだいじにしているのだと思いますが、健康な生活はストレスからの解放が最重要です。
人生で植え付けてきた常識や価値観で、自己洗脳しているのは自分だったということ。実はちょっと生活が乱れていても、誰にも迷惑かけていないという事実。家族への想いは、実は自分の呪縛(負担)になっているのかも知れない。規則や規律は守らなくても法律違反でもなく、気にやむことはないという事実。
いかがだったでしょうか。あなたの楽に、楽しく、満ちた生活を阻止している要因は、見つかったでしょうか。世の中はどうでもいいことで悩んだり、重要ではないことを優先して、時間を無駄にしていることが多すぎると思います。この記事から、楽しく生きる方法のてがかりを見つけていただけていたら、うれしいです。
下の2冊はわたしのおすすめの本です。
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