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fxfay もも
FX歴8年。ひきこもりFXトレーダーです。
ファンダメンタルズ追いつつ、テクニカルでのスキャルトレードが得意です。
3年前から勝てるようになり「毎月月収100万円」達成、1000万円超えに増やすも、ふとした気の緩みやロットはりすぎ、トレンド違いを受け入れられないなどから大きく損失。
勝ち方より、「資金管理」と「メンタル」が大切と痛感。確実に資産を増やせるトレーダーめざしてます。

FX|円安になると日経平均株価は上がるの?下がるの?

ねえねえ、もも。最近気になってるの。
日経平均株価って日本円が安い時って、上がるの?下がるの?

円安や円高になったら、日本株に影響あるの?
って気になりますよね。
円安や円高になると、日本株が上がったり下がったりするひとつの要因は、日本の企業が基軸通貨の米ドルで売上代金を受け取ったり、支払ったりすることって考えられてますよ(^^)

ももの言ってることわかんないよ・・・

ごめんごめん(・・;)
もすこし詳しく説明しますね(^^)

目次

米ドル円と日経平均株価は、一般的に相関しやすい関係

まず、米ドル円と日経平均株価は、一般的に相関しやすい関係性があります。

米ドル円が上昇(米ドル高・円安)のときは、日経平均株価が上昇
米ドル円が下落(米ドル安・円高)のときは、日経平均株価が下落

日経平均株価とは

日本経済新聞社により、東京証券取引所「プライム市場」に上場する銘柄の中で、選定された225銘柄をもとに算出された指数です。

日経平均株価採用銘柄の選定基準

日経平均株価採用銘柄の選定は、一般的に「市場流動性が高いもの」を元に、「業種間バランス」を見て決められています。
「市場流動性の高い銘柄」とは、過去5年間の売買代金をもとに、取引が活発に行われた銘柄のことになります。

「業種間バランス」は、下記6業種をもとに検討されます。

業種構成銘柄
技術医療品・電気機器・自動車・精密機器・通信
金融銀行・その他金融・証券・保険
消費水産・食品・小売業・サービス
素材鉱業・繊維・パルプ、紙・化学・石油・ゴム・窯業・鉄鋼・非鉄、金属・商社
資本財・その他建設・機械・造船・輸送用機器・その他製造・不動産
運輸・公共鉄道、バス・陸運・海運・空軍・倉庫・電力・ガス

指標性の維持のため、日経新聞社で毎年2回、4月初と10月初に「定期見直し」が実施され、構成銘柄が入れ替えられています。

参考:日経新聞公式サイト

米ドル円の値動きと、日経平均株価が相関する理由

円安だと日本の輸出企業業績がよくなり、輸出企業株価が上がる傾向

アメリカに車を輸出している日本企業のケースで考えます。
まず、日本企業はアメリカに円の価格のままで車を売ることができません。
売上代金は米ドルでうけとることになります。

例:日本の自動車メーカーが2万ドルで車を販売する場合
1ドル120円(円安)の場合・・・売上240万円(2万ドル×120円) +40万円
1ドル100円(現在)の場合・・・売上200万円(2万ドル×100円) ± 0円
1ドル 90円(円高)の場合・・・売上180万円(2万ドル× 90円) ▲20万円

円安になったほうが売り上げが増えます。
円高になると売上が減ってしまいます。

つまり、国内景気にも大きな影響をあたえる輸出企業にとって円安は、売上が増加して企業業績にもプラスの影響を与えるので、輸出企業の株を買いたい人が増えることから株価が上昇する要因のひとつになります。

ただし、輸出企業が米ドルで受け取った代金を国内でお金を使うために、米ドルを日本円に替える必要があるので、ドルを売って円を買います。
輸出が増えて、貿易黒字(輸出額>輸入額)の状態になると、こうした取引が増えるので「円高・ドル安」の圧力となります。

円高のほうが日本の輸入企業業績はよくなり、輸入企業の株価が上がる傾向

日本はエネルギーや食品の多くを輸入に頼る「輸入大国」でもあります。

海外から食品なを輸入している日本企業のケースで考えます。
輸入企業においても、日本企業は輸入した商品の支払いを円ですることは通常できません。
一般的には基軸通貨であるドルで取引されることが多いです。

例:食品メーカーが米国から1万ドルの商品を輸入する場合
1ドル120円(円安)の場合・・・コスト120万円(1万ドル×120円) +40万円
1ドル100円(現在)の場合・・・コスト100万円(1万ドル×100円) ± 0円
1ドル 90円(円高)の場合・・・コスト 90万円(1万ドル× 90円) ▲20万円

円安になるとコストが増えてしまいます
円高になったほうがコストが減ります

つまり輸入企業にとって円高は、コストが減少することにより企業業績にプラスの影響となるので、輸出企業の株を買いたい人がふえることから株価が上昇する要因のひとつになります。

ただし、輸入企業の場合は、貿易に使われる基軸通貨の米ドルで支払うので、米ドルを準備するために、円を売ってドルを買う必要があります。
そのため貿易赤字(輸入額>輸出額)の状態「円安・ドル高」の要因にもなります。

結論|日経平均株価は、円安になると上昇、円高になると下落する傾向!

輸出企業が受け取った米ドルの円への交換額(=輸出額)が、輸出企業の支払いのために円から米ドルへの交換額(=輸入額)より多い「貿易黒字」の状態になると「円高・ドル安」の圧力となります。

また、輸入企業の海外への支払い(=輸入額)のほうが、輸出企業が海外から得た利益(=輸出額)より多くなってしまう「貿易赤字」の状態では「円安・ドル高」要因とはなります。
中長期的には「貿易黒字」や「貿易赤字」が反映された為替レートとなる可能性は高くなる可能性はあります。

ですが、日本は、自動車やメーカーなど輸出企業割合が高いことが広く知られていることから、為替が米ドル高・円安になると株を買いたいニーズが増えて株価が上昇、円高になると株価が下落する傾向が高く、その影響から日経平均株価も同じ動きになりやすくなるということです。

為替取引の際の、ひとつの判断にされてはいかがでしょうか?

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ファンダメンタルズ追いつつ、テクニカルでのスキャルトレードが得意です。
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