OLもも。
FX友達から聞いた
「ごとうび(5・10日)トレード」
を、やってみたくて仕方ない!
企業の支払いがある5と10のつく日は、
金融機関の「仲値」が決まる
9時55分
まで、米ドル円は上がるから、
9時くらいから米ドル円の買いポジションとって、
9時55分
に決済すると勝てるからやってみな!
今日は2022年11月30日。
月末の支払いは特に多そうな予感がする。
ももは、早起きをして出社前にポジションをとることにしました。
ごとうび(五十日)トレードってなあに?
月の5日や10日、15日、20日といった、末尾が5や0になる日を、支払い日にしている企業って多いですよね?
そのような、5・0が末尾に来る日と、月末が31日になる日が「ごとうび(五十日)」と呼ばれています。
また、金融機関がお休みの土日祝日の場合は、通常その対象となる 5・0が末尾に来る日や、月末31日の前日とされています。
2022年11月であれば、赤丸のついた日が「ごとうび(五十日)」の対象日になります。
なお、金融機関では、土日祝日以外の毎日為替業務を行っており、その為替価格(外国為替基準レート)を決定します。
その決定時刻、朝9時55分時点の価格が「仲値」と言われています。
企業が、支払いの日に指定しているごとうび(五十日)において、日本国内輸入業者は、海外企業への送金や支払をする際、事前に金融機関に送金・支払い依頼を行っています。
そして、その支払いは、基軸通貨の米ドルで行うことになるため、
日本円を米ドルに変える
ことになります。
それにより、
という、為替値動きが起こりやすくなり「仲値」にかけて米ドル円が上昇する傾向があります。
それを利用してドル円の買いをし、9時55分あたりに決済するトレード手法が
「ごとうび(5・10日)トレード」
と呼ばれています。
考察|今のドル円相場価格って、どんな背景からかな?
ももの勤め先は東京丸の内。
今日は「ごとうびトレード」挑戦だ!
いつもは7:50に起きるももが、6:30に起床。
6:30から7:00の間に出社準備完了!
7:00からはチャートとにらめっこ。
チャートをみて、米ドル円がいまの価格になっている経緯を考察。
「いまの一番の焦点は、インフレ抑制のために利上げをしていた米国が、今後どういう金融政策をしていくのかということよね。」
米国は2021年12月以降、前年からどれだけ物価が変動したかがみれる、消費者物価指数(CPI)前年同月比の値が、7.0%を超えている。
コロナの金融緩和や、ロシアウクライナ戦争の影響による、物価上昇は収まらず、2022年6月は最高値9.1%に!!
【米国消費者物価指数 前年同月比(CPI)】
公表日時(対象月) | 結果 | 予想 |
---|---|---|
2022年11月10日 (10月) | 7.7% | 8.0% |
2022年10月13日 (9月) | 8.2% | 8.1% |
2022年09月13日 (8月) | 8.3% | 8.1% |
2022年08月10日 (7月) | 8.5% | 8.7% |
2022年07月13日 (6月) | 9.1% | 8.8% |
2022年06月10日 (5月) | 8.6% | 8.3% |
2022年05月11日 (4月) | 8.3% | 8.1% |
2022年04月12日 (3月) | 8.5% | 8.4% |
2022年03月10日 (2月) | 7.9% | 7.9% |
2022年02月10日 (1月) | 7.5% | 7.3% |
2022年01月12日 (12月) | 7.0% | 7.0% |
10月13日に発表された9月CPIも依然高く、前年比8.2%!
米国は、11月2日のFOMCで連続4回目の0.75%利上げ。
0.75%って利上げ幅は、通常0.25%の3倍なんです!
0.25%で行えば、12会合かかる利上げ速度ってこと!
そんな、大幅利上げ効果からか、6月9.1%に達したCPIは、緩やかな下落基調を経て、11月10日発表の10月では、前年比7.7%と、減速傾向に!
次回、12月FOMCでも0.75%利上げ見方だったのが、0.50%に利上げ幅の縮小期待が起こり、大幅利上げで一強となっていたドルが、売り相場に転換をした背景。
ドル円は、10月21日に151.94円まで上昇したのが、11月30日朝7時時点は、138円台と円高は進んでいたの。
ももの、初ごとうびトレード。ドル円上がるのかな?
「ドルは売られやすい相場にはなっているけど、大丈夫かな?」
ももは、やや心配ながらも、
①1時間足で見ると、昨日11/29 21:00を底に上昇トレンド。
②1時間足青色トレンドラインのレジスタンスも、11/29 4時のローソク足で抜けている。
③5時のローソク足で、前日23時の前回高値「トンボ」ローソク足を上抜けている。
④7時のローソクも、反転トレンド(赤)ラインのサポートが効いている。
この状況なら、9時55分「仲値」までのドル円は、一時的に買われる可能性あるかな?
と考え、9時だと会社はじまるし。
と、会社出社直前、
⑤AM 8:00 米ドル円1ロット(10万通貨) 138.670円で買いポジション
をとった。
でも、出社するとチャートを見てられない。
FRB利上げ幅縮小への思惑高まり(米ドル売り意欲高そう)だから、米ドル円大きく上昇はしにくいのかもな?
と考え、
⑥5分足前回高値のローソク確定足のダブルトップ付近
138.780円 (利益予定+11pips)
に指値をして出社。
結果的には、5分ローソク足たった3本で利確(10万通貨×11pips=利益+11000円)。
一応、ごとうびが意識されたドル買い時間に、ポジションをとれたのかな?
とは思うものの
「ごとうびトレード」
したぞ!
という、実感はあまりない結果。
それでも、
「11000円とれたからラッキー!(⌒∇⌒)」
ごとうびトレードって、ほんとに上がる可能性高いの?
さて、ごとうびトレードの上昇可能性は?
その後の値動き見ていきます!
ももが、
⑥8:10の五分足138.780で利確したダブルトップから、一時弱くなった米ドルは、
⑦東京時間開始、9時ちょうどの5分ローソク足で急伸し、ダブルトップ上抜け高値更新。
ですが、その次の足から伸び続けることはなく、
⑧7時と8時のローソク底を結んだ 緑のトレンドラインサポートは下抜け、⑧時点の前回安値サポートひげラインで反発。
東京市場 日経平均株価 | |
11月29日終値 | 28027.84円 |
11月30日始値 | 27886.67円 |
30日始値-29日終値(前日比) | ▲141.17円 |
東京市場の日経平均株価の始値は、前日終値から▲141.17円のマイナス始まり。
東京時間の日経平均株価の株価があがるということは、株が買われている=リスクオン時であり、円に対して米ドルは買われる傾向。
ですが、下落始まりなのに米ドルが買われたということは、
「ごとうびを意識した、米ドル買いが入ったのかも。」
という、可能性はありますよね。
その後、
⑨9時25分のローソク足は伸び、138.920円あたりをつけたものの、
⑩ごとうびトレードで、9時55分に向け伸びが加速しなりそうな、9時30分のローソク足では、⑧の前回安値ローソク下回る大きく米ドル売り。
9時35分で⑤8時のローソク足下端のサポートライン意識されたかの反発も、
⑪9時50分の「仲値」確定55分までのローソク足は、⑨9時25分の高値まで伸びることなく、ひげで戻されたローソク確定足は、⑦の前々回確定(終値)ローソク足ラインは超えられてません。
結果的には、9時の始値から9時54分終値でみると、+5銭程度のほぼ同じ値で終了。
月日 | 9時00分始値 | 9時54分終値 | 結果:米ドル円上昇? |
---|---|---|---|
11月30日(水) | 138.750 | 138.800 | +0.05 |
そして、
⑫次の9時55分の足は「仲値」決定の確定から、米ドル売りに。
⑬1時間のローソク足では、9時25分の上昇後、ひげをついて戻された形にて、11月30日「ごとうびトレード」は終了となった。
結論:ごとうびトレードを意識した買い意欲と「仲値」確定後の売り圧力はある
ごとうび(五十日)は、輸入企業の海外企業への支払いといった「実需筋」需要高まりから、為替で利益を得る目的の「投機筋」も、米ドル円が上昇するという「アノマリー」に便乗します。
今回の、9時00分や、9時25分の米ドル買い勢いからも、買い意欲は感じますよね。
ただし、
景気減速懸念等による、米国株が下落した翌日に、日本株が下がる⇒リスクオフ(円買い要因)
や
今回のようなFRB金融政策で利上げ幅縮小(ドル売り要因)
等、米ドルが売られやすい背景の時
は、実需のごとうびの米ドル買い需要より、ドル売り(利益確定売り等)需要も高まる可能性もあります。
また、支払いを行う輸入企業は、円を米ドルに換えますが、
輸出企業は、持っている米ドルを国内利用のため円に換えるので、「大型な交換があると、円需要のほうが高くなる」可能性も否定できません。
こういったことから、
アノマリーにより、ごとうびトレードは上がることはある
ものの、
上がると断定はできない。
ということと、考えられます。
では、2022年11月度全てのごとうび結果は?
【2022年11月度ごとうび全結果】
月日 | 9時00分始値 | 9時54分終値 | 結果:米ドル円上昇? |
---|---|---|---|
11月4日(金) | 148.380 | 148.246 | ▲0.134 |
11月10日(木) | 146.200 | 146.317 | +0.117 |
11月15日(火) | 140.093 | 140.340 | +0.247 |
11月18日(金) | 140.432 | 140.200 | ▲0.232 |
11月25日(金) | 138.600 | 139.003 | +0.403 |
11月30日(水) | 138.750 | 138.800 | +0.050 |
2022年11月度ごとうび全対象日の、9時始値と9時54分の終値を調べました。
この結果をもっても、
必ず米ドルが上昇するわけではない。
ということがわかるかと思います。
ごとうびトレードなど、短期トレード(スキャル)はスプレッド重要
今回の検証結果からすると、「ごとうびトレード」の魅力はあまりない?
と、思われるかもしれませんが、
11月25日結果のように、米ドルが上がりやすい相場時等、上昇しやすい日もあります。
ごとうびトレードや短期足トレード(スキャルピング)をするときは際は、長期足トレードより、値幅を取りにくい分、手数料となるスプレッド次第で、
・利益になりにくい
・同じ決済でも手数料や取引手数料(取引コスト)の差で利益が異なる
という差があります。
また、できるだけ ”思った位置、思った価格” で決済できる約定力も重要です。
日本国内FX業者は、見かけ上スプレッドが狭いですが、ディーリングデスク(DD)方式を採用していることから、約定スピードが遅かったり、約定したと思った価格からすべりが起こることがあります。
つまり、約定力が弱いということ。
国内為替業者が提示してるスプレッド(取引手数料)以上に、不利な価格で決済していることも、起こりえます。
その点、海外のFX業者はノンディーリングデスク(NDD)方式を採用しているので、約定スピード、約定率が高いです。
そういったことから、海外業者の中でも。
結果的に海外FX業者のほうが、約定力が高く、手数料が低く抑えられている。
ケースも起こると考えます。
そのようなことを踏まえ、広告や知名度にとらわれず、いろいろと調査した上で、FX経験9年目になるわたしは、下記3業者をメインに利用しています。
Three Trader|取引コスト国内レベルの安さ!レバレッジ500!
Three traderは、国内FX業者水準ともいえる、海外業者とは思えないスプレッド。
ECN口座は取引手数料4pipsかかっても、ユーロドル等、スプレッド 0.0pips~取引できる。
20時00分まで日本語チャットサポートが安心!
その上、すべての口座タイプで、透明性と約定力の高いNDD ECN方式採用。
【参考スプレッド】
下記記事には、より詳しく調査した内容を書いております。
よろしければ、ご参考にしていただけるとうれしいです。
スプレッドの狭さ(取引コスト)が、国内FX業者レベル。
スタンダード口座「Pure Spread」でも、ドル円平均スプレッド0.6pips。
スプレッドが狭い「Raw Zero」では、取引手数料4$(4pips)をあわせたドル円平均コストが0.5pips。
低スプレッド口座も高レバレッジの500倍!
すぐつながる日本語チャットサポートも安心!
利益もサポートも満たせるのは、Three traderです。
スプレッドと取引手数料をあわせたコストは、海外業者最小水準。
低スプレッド口座も、レバレッジ500倍。
365日24時間対応のしっかりした日本語チャットサポートが頼もしい。
高レバレッジで低コスト。サポート万全のトータルバランスが魅力です。
通常夏・冬開催のボーナスでは、他社対象外のノースプレッド口座もボーナスもらえる!
ここのボーナスは取引量達成でボーナスから出金可能に変わるのががうれしい!
スプレッドと取引手数料をあわせたコストは、海外業者最小水準。
レバレッジは400倍。
プロトレーダー人気のcTrader利用可能。
信託保全の信頼感。
年2回のお得なボーナス、23時30分まで日本語チャットサポートもうれしい。
スプレッドと取引手数料をあわせたコストは、海外業者最小水準。
低スプレッド口座も、レバレッジ1000倍。
スタンダード口座のボーナスにて、お試し口座開設しやすい!
24時間対応のしっかりした日本語チャットサポートが頼もしい。
高レバレッジで低コスト。サポート万全と満たした条件が魅力。
ILC口座の平均スプレッドは、ドル円0.2pips。取引手数料も5$(0.5pips)。トータルコスト0.7pipsと安い。
ILC口座のレバレッジはMT4・MT5は200倍だけど、cTraderなら400倍。
海外では数少ない顧客資金信託保全の安全性。 日本サービス開始2004年の安心感。
スタンダード口座はスプレッドが広く、レバレッジも500倍と魅力なし。
日本語サポートがメールのみも不安。
cTrader利用希望の、利益重視の上級者向き。
ボーナスや広告で口座開設者が多く、日本語サポートレベルが高いのは安心感。
レバレッジ1000倍は、口座残高200$超えると200倍以下に。
残高200$以下迄なら、少額投資トレード&ハイレバ取引可能!
時間足レベルのデイトレ以上のスイングで、FXスキルが高い人向き。 少額投資&ハイレバレッジ(取引量上げる)トレーダー、FXスキル高い人向き。
口座開設だけで、通常3000円分トレード用資金がもらえるのがうれしい。入金ボーナスも開催あり。