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fxfay もも
FX歴8年。ひきこもりFXトレーダーです。
ファンダメンタルズ追いつつ、テクニカルでのスキャルトレードが得意です。
3年前から勝てるようになり「毎月月収100万円」達成、1000万円超えに増やすも、ふとした気の緩みやロットはりすぎ、トレンド違いを受け入れられないなどから大きく損失。
勝ち方より、「資金管理」と「メンタル」が大切と痛感。確実に資産を増やせるトレーダーめざしてます。

「ごとうび(5・10日)トレード」は、米ドル円必ず上がるの?

OLもも。
FX友達から聞いた
ごとうび(5・10日)トレード
を、やってみたくて仕方ない!

企業の支払いがある5と10のつく日は、
金融機関の「仲値」が決まる
9時55分
まで、米ドル円は上がるから、
9時くらいから米ドル円の買いポジションとって、
9時55分
に決済すると勝てるからやってみな!

今日は2022年11月30日。
月末の支払いは特に多そうな予感がする。

ももは、早起きをして出社前にポジションをとることにしました。

目次

ごとうび(五十日)トレードってなあに?

月の5日や10日、15日、20日といった、末尾が5や0になる日を、支払い日にしている企業って多いですよね?

そのような、5・0が末尾に来る日と、月末が31日になる日が「ごとうび(五十日)」と呼ばれています。

また、金融機関がお休みの土日祝日の場合は、通常その対象となる 5・0が末尾に来る日や、月末31日の前日とされています。

2022年11月であれば、赤丸のついた日が「ごとうび(五十日)」の対象日になります。

なお、金融機関では、土日祝日以外の毎日為替業務を行っており、その為替価格(外国為替基準レート)を決定します。
その決定時刻、朝9時55分時点の価格が「仲値」と言われています。

企業が、支払いの日に指定しているごとうび(五十日)において、日本国内輸入業者は、海外企業への送金や支払をする際、事前に金融機関に送金・支払い依頼を行っています。

そして、その支払いは、基軸通貨の米ドルで行うことになるため、

日本円を米ドルに変える

ことになります。

それにより、

米ドル円の円を米ドルに換える=米ドルが買われて、円が売られる

という、為替値動きが起こりやすくなり「仲値」にかけて米ドル円が上昇する傾向があります。

それを利用してドル円の買いをし、9時55分あたりに決済するトレード手法が
「ごとうび(5・10日)トレード」
と呼ばれています。

考察|今のドル円相場価格って、どんな背景からかな?

ももの勤め先は東京丸の内。
今日は「ごとうびトレード」挑戦だ!

いつもは7:50に起きるももが、6:30に起床。

6:30から7:00の間に出社準備完了!
7:00からはチャートとにらめっこ。

チャートをみて、米ドル円がいまの価格になっている経緯を考察。

「いまの一番の焦点は、インフレ抑制のために利上げをしていた米国が、今後どういう金融政策をしていくのかということよね。」

米国は2021年12月以降、前年からどれだけ物価が変動したかがみれる、消費者物価指数(CPI)前年同月比の値が、7.0%を超えている。

コロナの金融緩和や、ロシアウクライナ戦争の影響による、物価上昇は収まらず、2022年6月は最高値9.1%に!!

【米国消費者物価指数 前年同月比(CPI)】

公表日時(対象月)結果予想
2022年11月10日 (10月)7.7%8.0%
2022年10月13日 (9月)8.2%8.1%
2022年09月13日 (8月)8.3%8.1%
2022年08月10日 (7月)8.5%8.7%
2022年07月13日 (6月)9.1%8.8%
2022年06月10日 (5月)8.6%8.3%
2022年05月11日 (4月)8.3%8.1%
2022年04月12日 (3月)8.5%8.4%
2022年03月10日 (2月)7.9%7.9%
2022年02月10日 (1月)7.5%7.3%
2022年01月12日 (12月)7.0%7.0%

10月13日に発表された9月CPIも依然高く、前年比8.2%!

米国は、11月2日のFOMCで連続4回目の0.75%利上げ。
0.75%って利上げ幅は、通常0.25%の3倍なんです!
0.25%で行えば、12会合かかる利上げ速度ってこと!

そんな、大幅利上げ効果からか、6月9.1%に達したCPIは、緩やかな下落基調を経て、11月10日発表の10月では、前年比7.7%と、減速傾向に!

次回、12月FOMCでも0.75%利上げ見方だったのが、0.50%に利上げ幅の縮小期待が起こり、大幅利上げで一強となっていたドルが、売り相場に転換をした背景。

ドル円は、10月21日に151.94円まで上昇したのが、11月30日朝7時時点は、138円台と円高は進んでいたの。

ももの、初ごとうびトレード。ドル円上がるのかな?

ドル円:1時間足

「ドルは売られやすい相場にはなっているけど、大丈夫かな?」
ももは、やや心配ながらも、

①1時間足で見ると、昨日11/29 21:00を底に上昇トレンド。
②1時間足青色トレンドラインのレジスタンスも、11/29 4時のローソク足で抜けている。
③5時のローソク足で、前日23時の前回高値「トンボ」ローソク足を上抜けている。
④7時のローソクも、反転トレンド(赤)ラインのサポートが効いている。

この状況なら、9時55分「仲値」までのドル円は、一時的に買われる可能性あるかな?

ドル円:5分足

と考え、9時だと会社はじまるし。
と、会社出社直前、

⑤AM 8:00 米ドル円1ロット(10万通貨) 138.670円で買いポジション

をとった。

でも、出社するとチャートを見てられない。
FRB利上げ幅縮小への思惑高まり(米ドル売り意欲高そう)だから、米ドル円大きく上昇はしにくいのかもな?
と考え、

⑥5分足前回高値のローソク確定足のダブルトップ付近

138.780円 (利益予定+11pips)

に指値をして出社。


結果的には、5分ローソク足たった3本で利確(10万通貨×11pips=利益+11000円)。

一応、ごとうびが意識されたドル買い時間に、ポジションをとれたのかな?
とは思うものの
「ごとうびトレード」
したぞ!
という、実感はあまりない結果。

それでも、

「11000円とれたからラッキー!(⌒∇⌒)」

ごとうびトレードって、ほんとに上がる可能性高いの?

さて、ごとうびトレードの上昇可能性は?
その後の値動き見ていきます!

ドル円:5分足
ドル円:5分足

ももが、
⑥8:10の五分足138.780で利確したダブルトップから、一時弱くなった米ドルは、
⑦東京時間開始、9時ちょうどの5分ローソク足で急伸し、ダブルトップ上抜け高値更新。

ですが、その次の足から伸び続けることはなく、
⑧7時と8時のローソク底を結んだ 緑のトレンドラインサポートは下抜け、⑧時点の前回安値サポートひげラインで反発。

東京市場 日経平均株価
11月29日終値28027.84円
11月30日始値27886.67円
30日始値-29日終値(前日比)▲141.17円

東京市場の日経平均株価の始値は、前日終値から▲141.17円のマイナス始まり。

東京時間の日経平均株価の株価があがるということは、株が買われている=リスクオン時であり、円に対して米ドルは買われる傾向

ですが、下落始まりなのに米ドルが買われたということは、
ごとうびを意識した、米ドル買いが入ったのかも。
という、可能性はありますよね。

ドル円:5分足

その後、
⑨9時25分のローソク足は伸び、138.920円あたりをつけたものの、
⑩ごとうびトレードで、9時55分に向け伸びが加速しなりそうな、9時30分のローソク足では、⑧の前回安値ローソク下回る大きく米ドル売り。

9時35分で⑤8時のローソク足下端のサポートライン意識されたかの反発も、
⑪9時50分の「仲値」確定55分までのローソク足は、⑨9時25分の高値まで伸びることなく、ひげで戻されたローソク確定足は、⑦の前々回確定(終値)ローソク足ラインは超えられてません。

結果的には、9時の始値から9時54分終値でみると、+5銭程度のほぼ同じ値で終了。

月日9時00分始値9時54分終値結果:米ドル円上昇?
11月30日(水)138.750138.800+0.05

そして、
⑫次の9時55分の足は「仲値」決定の確定から、米ドル売りに。

ドル円 1時間足

⑬1時間のローソク足では、9時25分の上昇後、ひげをついて戻された形にて、11月30日「ごとうびトレード」は終了となった。

結論:ごとうびトレードを意識した買い意欲と「仲値」確定後の売り圧力はある

ごとうび(五十日)は、輸入企業の海外企業への支払いといった「実需筋」需要高まりから、為替で利益を得る目的の「投機筋」も、米ドル円が上昇するという「アノマリー」に便乗します。

今回の、9時00分や、9時25分の米ドル買い勢いからも、買い意欲は感じますよね。

ただし、
景気減速懸念等による、米国株が下落した翌日に、日本株が下がる⇒リスクオフ(円買い要因)

今回のようなFRB金融政策で利上げ幅縮小(ドル売り要因)
等、米ドルが売られやすい背景の時

は、実需のごとうびの米ドル買い需要より、ドル売り(利益確定売り等)需要も高まる可能性もあります。

また、支払いを行う輸入企業は、円を米ドルに換えますが、
輸出企業は、持っている米ドルを国内利用のため円に換えるので、「大型な交換があると、円需要のほうが高くなる」可能性も否定できません。

こういったことから、
アノマリーにより、ごとうびトレードは上がることはある
ものの、

上がると断定はできない。

ということと、考えられます。

では、2022年11月度全てのごとうび結果は?

【2022年11月度ごとうび全結果】

月日9時00分始値9時54分終値結果:米ドル円上昇?
11月4日(金)148.380148.246▲0.134
11月10日(木)146.200146.317+0.117
11月15日(火)140.093140.340+0.247
11月18日(金)140.432140.200▲0.232
11月25日(金)138.600139.003+0.403
11月30日(水)138.750138.800+0.050

2022年11月度ごとうび全対象日の、9時始値と9時54分の終値を調べました。
この結果をもっても、

必ず米ドルが上昇するわけではない。

ということがわかるかと思います。

ごとうびトレードなど、短期トレード(スキャル)はスプレッド重要

今回の検証結果からすると、「ごとうびトレード」の魅力はあまりない?
と、思われるかもしれませんが、
11月25日結果のように、米ドルが上がりやすい相場時等、上昇しやすい日もあります。

ごとうびトレードや短期足トレード(スキャルピング)をするときは際は、長期足トレードより、値幅を取りにくい分、手数料となるスプレッド次第で、

・利益になりにくい
・同じ決済でも手数料や取引手数料(取引コスト)の差で利益が異なる

という差があります。
また、できるだけ ”思った位置、思った価格” で決済できる約定力も重要です。

日本国内FX業者は、見かけ上スプレッドが狭いですが、ディーリングデスク(DD)方式を採用していることから、約定スピードが遅かったり、約定したと思った価格からすべりが起こることがあります。
つまり、約定力が弱いということ

国内為替業者が提示してるスプレッド(取引手数料)以上に、不利な価格で決済していることも、起こりえます。

その点、海外のFX業者はノンディーリングデスク(NDD)方式を採用しているので、約定スピード、約定率が高いです。

そういったことから、海外業者の中でも。

NDD方式でありつつ、スプレッドが狭い
・日本語でのサポートがしっかりしている

結果的に海外FX業者のほうが、約定力が高く、手数料が低く抑えられている。
ケースも起こると考えます。

そのようなことを踏まえ、広告や知名度にとらわれず、いろいろと調査した上で、FX経験9年目になるわたしは、下記3業者をメインに利用しています。

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その上、すべての口座タイプで、透明性と約定力の高いNDD ECN方式採用。

【参考スプレッド】

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【参考スプレッド】

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【参考スプレッド】

下記記事には、より詳しく調査した内容を書いております。
よろしければ、ご参考にしていただけるとうれしいです。

海外と国内FXってどう違うの?FX業者の選び方は?読んでくださるとうれしいです!

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この記事を書いた人

FX歴9年。ひきこもりFXトレーダーです。
ファンダメンタルズ追いつつ、テクニカルでのスキャルトレードが得意です。
3年前から勝てるようになり「毎月月収100万円」達成、1000万円超えに増やすも、ふとした気の緩みやロットはりすぎ、トレンド違いを受け入れられないなどから大きく損失。
勝ち方より、「資金管理」と「メンタル」が大切と痛感。確実に資産を増やせるトレーダーめざしてます。

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