GDP(Gross Domestic Product:国内総生産)とは
GDP(国内総生産)とは、国内で一定期間に生み出された物・サービス等の付加価値の総額で、前年などと比較されます。
付加価値とは、商品の生産段階で新たに生み出された価値のことです。
付加価値を簡単に言うと、100円の原材料費で製造された商品が200円とすると、100円の付加価値ということです。
さらに販売やサービス業等のサービス提供により付加された販売価格との差も、付加価値です。
この、その国内の企業で出された付加価値を合計したものが、国全体の付加価値「GDP(国内総生産)」です。
生産者の産出総額 ー 支出(原材料費や燃料、販管、サービス等) = 付加価値
その国の企業が出した付加価値の合計 = GDP(国内総生産)
GDPは、通年を通してみることにより、国の経済成長推移を把握することもできます。
「実質GDP」と「名目GDPの違い」
GDPには「実質GDP」と「名目GDP」の2種類があります。
実質GDP:物価は常に変動していますが、その物価変動を取り除いたGDPのこと。
名目GDP:実際に取引された価格(物価の変動は考えない)からの、GDPのこと。
なので、1年目と2年目の物価の変動は考えない「名目GDP」が変わらなくても、実際には物価が上昇している場合には、「実質GDP」では、マイナス(景気低下)になっていることになります
つまり、正しい経済把握のために重要なのは「実質GDP」ってことになりますよね。
GDPデフレーターからわかる、インフレやデフレ状況は?
「名目GDP」 ÷「実質GDP」は「GDPデフレーター」と言われており、消費者物価指数(CPI)や、PCEデフレーターと同様の物価指数です。
「GDPデフレーター」の数値においても、上昇するとインフレ、下落するとデフレ圧力が強い。と見ることができますが、国内生産品だけが対象となっているため、輸入品価格の反映はされていません。
例えば、消費者物価指数(CPI)が上昇に転じ、一方GDPデフレーターは下落という、逆相関が起こることもあります。このような場合、輸入物価の上昇が、CPIを押し上げ原因となっており、高い輸入コストがGDP算出の元となる販売価格に転嫁できていない。
という風な、状況把握にも用いることもできます。
GDP の発表方法
GDPの発表は国により多少異なりますが、
四半期ごとに「速報値」 ⇒ 1ヶ月後に「改訂値」 ⇒ 更に1か月後に「確報値」
が発表されます。
始めに発表された「速報値」より、より正確な数値に改訂されていきますが、
確報までに2ヶ月かかります。
つまり、最新年度の数値は、最終的に確定した数値である「確報値」で公表されますが、確報では速報から既に2ヶ月経っており、今の景気判断としてはやや遅れたものとなってしまいます。
GDP発表による為替の反応
GDPの発表における為替反応は、「速報値」が一番注目されており、値動きへの反映もされやすいです。
実質GDP成長率が上昇すると、その国の経済は成長している=景気がよくなると考えられ、通貨が上昇する傾向です。
なお、発表時には、「前期比」「前期比年率」「前年同期比」、それぞれの値が注目されます。
発表された数値が事前予想と異なる場合は、該当国の通貨が急騰や急落することもあり、特に速報の発表時は警戒が必要です。
また、各国中央銀行は、GDPの数値を金融政策決定における、判断材料としても着目しています。
つまり、前期や前年からの推移は、長期的なファンダメンタルズを見る上でも、重要な要素とも考えられ、今後の為替相場の方向性を考える上でも、役立つ指標ともいえます。
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