発表時刻(原則) | 速報:毎月第2or第3金曜日24時00分(夏時間 23時間00分) 確報:毎月最終金曜日 24時00分(夏時間 23時間00分) |
発表機関 | ミシガン大学サーベイリサーチセンター (University of Michigan Consumer Sentiment Index) |
関連リンク | University of Michigan:Surveys of Consumers |
ミシガン大学消費者信頼感指数とは
「ミシガン大学消費者信頼感指数」は、ミシンガン大学サーベイ・リサーチセンターが、消費者マインドに関するアンケートを実施し、集計結果を指数化した、実態の景気動向をみることができる経済指標です。
消費者マインドとは、賃金、雇用環境、物価や金利等の経済状況にからの景気に対する、消費支出への意識です。
消費マインドによる、米国経済に対する消費者の楽観や悲観度合により、個人消費状況が変わります。
個人消費は米国GDPの約70%を占めています。
消費者マインドは、米国経済の先行きを見通す上でも重要となり、株価や為替への影響を与えるため、指標結果への関心が高いです。
ミシガン大学消費者信頼感指数の調査方法と見方
「ミシガン大学消費者信頼感指数」の調査方法は、電話によるアンケートで行われます。
家計の経済状況、景況感、消費の3つにおける、現況と将来に関する質問への”楽観or悲観”の回答をもとに、1966年を100として指数化されます。
調査結果は、当月中旬に毎月300世帯を対象とした「速報値」、当月下旬に毎月500世帯を対象とした「確報値」が発表されます。
また、現状への評価を示す「現況判断指数(約40%)」と、先行き(1年先や5年先など)に関する「先行き期待指数(約60%)」で構成されています。
1966年の100が基準にはなっていますが、発表された数値だけでは景気がいい方向か、悪い方向かの判断はつけられません。
ですので、前回の結果と見比べる必要があります。
数値は高ければ高いほど、景気が好調ではありますが、前回結果より数値より下回っていると、景気後退懸念が浮上します。
ミシガン大学期待インフレ率とは
ミシガン大学サーベイ・リサーチセンターから、「速報値」と「確報値」の各公表と同時に、「ミシガン大学期待インフレ率(University of Michigan: Inflation Expectation )」も発表されます。
期待インフレ率(または、予想インフレ率)は、実際に起こっている物価上昇率ではなく、消費者のインフレに対する将来の予測値になります。
期待インフレ率は、実際のインフレ率と連動しやすく、先行する傾向があります。
そのため、発表される1年先や、5年先といった期待インフレ率は、米国インフレ動向の先行予測として、注視されています。
つまり、米連邦準備制度理事会(FRB)においても、金融政策判断材料のひとつとして、関心が高いです。
よって市場では、FRBの利上げペース推測ヒントとしても、「ミシガン大期待インフレ率」に注目しています。
消費者マインドは「消費者信頼感指数」とセットでみられる理由
消費者マインドを知るための指標として、調査会社全米産業審議会(コンファレンス・ボード)から、毎月最終火曜日に発表される「消費者信頼感指数」もあります。
どちらも、消費者の生の声が反映されており、個人消費との連動性が高い指標ですが、「ミシガン大学消費者信頼感指数」のアンケート対象者数は500世帯(速報版は300世帯)と、「消費者信頼感指数」5000世帯の1/10(以下)であることから、月毎の指数(結果)のブレが大きい傾向があります。
当然に、信頼性においても「消費者信頼感指数」のほうが高いと考えられています。
ただし「消費者信頼感指数」は、”現況”と、”6ヵ月先”の経済状況の予測で構成されています。
対して「ミシガン大学信頼感指数」は”現況”のほか、”1年先”や”5年先”など、長期にわたる将来予測で構成されているため、米国の1年先やそれ以降における、先行き景況感予測としても注目されます。
「速報値」の発表は「消費者信頼感指数」に先行して発表されるため、
1.対象者の少ないミシガン大学消費者信頼感指数でトレンドを推測
2.より精度の高い「消費者信頼感指数」で消費マインド把握
というとらえ方で、市場は注視しています。
ミシガン大学消費者信頼感指数からの為替反応
「ミシガン大学消費者信頼感指数」は、アメリカ国民の消費マインド、景況感を示す指標です。
よって、指数の結果次第で景気の先行きに対する見方に影響を与えることから、為替も反応しやすいです。
指標結果の数値が高いほど、経済に対し消費者の楽観的見方が高いことを示します。
一般的には
前回値ならびに、予想より高い結果となれば、景気は改善しているととらえられ、
米ドルの買い材料(米ドル高)
となる傾向です。
逆に前回値ならびに、予想より低い場合は景気は後退しているととらえられ、
米ドルの売り材料(米ドル安)
となる傾向です。
ですが、「ミシガン大学期待インフレ率」が高い(or低い)、または将来におけるインフレ予想値が高い(or低い)によって、市場がFRB利上げ(利下げ)ペースの推測をすることから、時には思わぬ方向に為替が動く要因にもなります。
また、指標発表前のチャートが、すでにドル高レベルにあるといったとき、良い結果がでても為替レートに反映済み(織り込み済み)で、発表と同時に材料出尽くしとして、ドルが下がる(売られる)こともあります。
悪い結果の場合も同様に、ドルが上がる(買われる)こともあるということです。
経済指標結果のみの判断でなく、テクニカルとしての環境認識(現在評価額がどのあたりかを見ること)も重要だと考えています。
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